伴走支援活用の成果を報告 - 奈良県中小企業団体中央会
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4組合の代表者が出席
奈良県中小企業団体中央会(佐藤進会長)は1日、奈良市三条本町のホテル日航奈良で、同会の事業「がんばる組合経営力強化・再構築支援プログラム2023」の成果報告会を開いた。同事業を活用した4組合の代表者が、取り組みの成果を報告した。
本年度から始まった事業で、組合の強みを生かした新たな取り組みを伴走支援するプログラム。県中小企業診断士会と連携し、課題・目標設定を行う「集合研修」や、課題・目標の解決方法を検討する「個別支援」(計5回の訪問支援)を行う。
本年度は、A―PLUS事業協同組合▽県靴下工業協同組合▽県自転車軽自動車商協同組合▽協同組合エヌエスの4組合が活用した。
成果報告会では、4組合の代表者や中央会の担当者、診断士会の専門家が、取り組みや伴走支援の成果などを報告。A―PLUS事業協同組合は、組合のECサイト「WOOD LUCK」の認知度向上とブランド構築に取り組んだことを紹介した。伴走支援の効果について意見交換するパネルディスカッションもあった。他の組合関係者も多数参加し、同事業の意義を共有した。