24日午前4時20分ごろ、奈良県の近鉄吉野線の橿原神宮前―吉野間の数カ所で、線路脇の竹が雪の重みで電線などに倒れかかっているのが始発前の点検作業で見つかった。竹の伐採作業のため、同線は上下線とも始発から運転を見合わせ、同10時33分に再開した。同線などで運休や遅延が発生している。

　また、奈良県五條市二見3丁目のJR和歌山線では、同日午前5時30分ごろ、線路脇の木が倒れかけているのを運転士が発見。伐採作業のため、同線は五条―橋本間で運転を見合わせ、同9時23分に再開した。上下線計12本が運休したほか、計4本に最大2時間40分の遅れが出て約920人が影響を受けた。