三郷町長選に木谷氏が出馬表明 「町政に対する信頼回復に全力」
官製談合防止法違反の罪で大阪地検特捜部に在宅起訴された森宏範前町長(64)の辞職に伴う奈良県三郷町長選(6日告示、11日投開票)で、元町議で新人の木谷慎一郎氏(48)=無所属=が2日、出馬の意思を表明した。同選への立候補表明は元大和郡山市議で新人の尾口五三氏(73)=同=に続いて2人目。
木谷氏は先山哲子議長をはじめ現職の町議らからの支持を受け1月末で町議を辞職、町長選の立候補を決意した。
同町勢野東2丁目の勢野自治連合会館で開いた記者会見で、木谷氏は「町政に対する信頼回復に全力を注ぎ、健全な運営のもと町民と関係強化に努めたい」と語った。
このほか、公約として▷子育て環境の充実▷全住民が生涯活躍できる町づくり▷健康増進のためのコミュニティの形成▷透明で健全な町政運営―などを挙げた。
木谷氏は同町生まれ。立命館大学を卒業後、行政書士を経て、2015年に同町議選に初当選。当選3回。勢野東。