県勢健闘 三輪ウィンドファイアーズが優勝、3位にSOLEO ROSSO - 小学生のドッジボール大会 「YKS CUP2023」
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大和郡山市のチーム「SOLEO ROSSO」(ソレオロッソ)が主催する小学生のドッジボール大会「YKS CUP2023」が10日、2府3県の15チームが参加して香芝市総合体育館で開かれ、奈良県勢の三輪ウィンドファイアーズが優勝、「SOLEO ROSSO」も「Gut's Club」(兵庫県)と並ぶ3位と健闘した。準優勝は童夢2020(京都府)だった。
同チームの10周年を記念して開催され、大阪府、和歌山県のチームも参加。建造物の防水工事などを手がけるYKS(京都府木津川市、小嶋康彦社長)が特別協賛した。
公式ルールに従って試合は12人対12人で対戦。選手らは向かってくるボールに集中して横一列で体の向きを変えながら、素早く避けたり、がっちりとキャッチして投げたり、声をかけ合って懸命に戦った。
参加チームにはボールがプレゼントされ、子どもたちの笑顔が広がった。「SOLEO ROSSO」の米田賢一監督は「地域が子どもを支援する大会を開きたいと思っていた。参加チームと支援者に感謝。今後もこつこつと続けたい」。小嶋社長も「米田監督や子どもたち、保護者の皆さんらの熱意を感じた。ドッジボールを通じて子どもたちの成長に少しでもお役に立ちたいと思い、チーム10周年の節目に日頃の恩返しの思いも込めて、お手伝いさせていただいた。支援の輪が広がっていけば」と話し、大会の成功を喜んだ。
2023年12月20日付・奈良新聞に掲載