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12月9日から滋賀レイクス戦 栗原、三森に注目 - バンビシャス奈良

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福岡戦で評価を高めた栗原(右)と三森。滋賀戦でのさらなる飛躍が期待される=3日、同

 あす9日から始まる第11節2連戦は、西地区2位の滋賀レイクスとの対戦となる。西地区6位のバンビシャスが同1位のライジングゼファー福岡に1勝を挙げたことを考えると、勝敗数に開きが出ているものの、現在のB2リーグは各チーム実力が伯仲しているとも見ることができる。

 

 柳川の本格始動、外国籍のジャクソンの復帰などでチーム体制が整いつつある。柳川の不在でポイントガード(PG)が手薄になったことがここまで負けが込んだ一因にもなっていた。新潟、岩手への連勝では柳川に代わってスターテイングPGを務めた笠井の活躍が大きかった。PGが「コート上の監督」と称される理由でもある。柳川を軸にディフェンスからオフェンスへの好循環を構築し、序盤から優位にゲームを進めたい。2連戦のどちらかで柳川のスターティングがあると予想する。

 

 福岡戦では栗原が、「PGとして落ち着きが出てきた」(小野HC)と評価を上げた。アグレッシブなプレーはそのままに、PGとして安定感を増したことで選手層に厚みが出たことも、勝利に向け好材料となる。

 

 ジャクソンの戦列復帰はムボジ、ハインズの負担を大きく緩和する。特に攻守のゴール下でのリバウンドでゲームの主導権を引き寄せられるか。

 

 外国籍の代わるセンター(C)として、三森も福岡戦で評価を高めた。「エンドラインからドライブで攻め込んでくる相手を思い切ってカットに出た。彼はこんなプレーもできるんだ」と小野HCは認識を新たにしたという。三森自身も「自分はワンポイントで出るより、ある一定の時間コートに立って真価を発揮する」と自己分析する。三森のプレー時間が増えることで、より効果的な外国籍選手の起用が可能になる。

 

 B1から降格してきた滋賀は、ホーム会場にコンスタントに3000人以上を集める。そのような環境で勝利をつかみ、今月下旬からのホーム連戦への大きな弾みとしてほしい。(有賀)

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