歴史文化
「奈良大茶会 珠光茶会」4年ぶり本格開催 東大寺など奈良市内8社寺で 2024年2月6〜12日
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表千家・千宗左宗匠による「特別茶席」
4年ぶり点心席も復活
奈良市は27日、10回目となる「奈良大茶会 珠光茶会〜茶の湯の華開く 奈良の都〜」を来年2月6〜12日に開くと発表した。来月世界遺産登録25周年を迎える東大寺などの市内8社寺を会場に、茶道7流派がそろう。2月7日には「大茶盛り」で知られる西大寺で、表千家第15代家元・千宗左宗匠による「特別茶席」が開かれる。仲川元庸市長は「奈良にゆかりのある珠光さんの茶会。コロナ禍で一時中断を余儀なくされたが、節目の10回目を迎え、4年ぶりに点心席も復活する」とアピールした。