奈良市が2025年3月末に総合福祉センターを閉鎖へ 障害者6団体に通告
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関係者ら撤回訴え
奈良市が、障害者福祉の拠点施設「市総合福祉センター」(同市左京5丁目)を利用する市内の障害者6団体に対し、2025年3月末での施設閉鎖を伝えていたことが分かった。障害者団体は市や、同センターの指定管理者である市社会福祉協議会と利用促進に向け協議中で、市の突然で一方的な通告に反発。9日、市議会(北良晃議長)に閉鎖の撤回を求めて陳情書を提出。「今、福祉の根幹が揺らいでいる。われわれ施設利用者として、署名運動などできる限りの取り組みをしたい」と訴えた。