伊藤園が奈良県の地域貢献サポート基金に寄付

茶飲料など製造・販売業の伊藤園(東京都渋谷区)は10月30日、地域の課題解決に取り組む団体を助成する奈良県の地域貢献サポート基金に20万円を寄付した。県庁内で行われた贈呈式には同社の坂東彦司北近畿地区営業部長、下池田信隆奈良支店長らが出席。県文化・教育・くらし創造部の舟木豊部長に目録を手渡した。
同社は2010年から国内各地の環境保全・整備活動を支援する取り組みを進めており、県への寄付は8回目。今回は昨年11月28日から12月31日の間に県内で実施した「お〜いお茶『お茶で奈良を美しく。』キャンペーン」の売り上げの一部を基金に寄せた。
贈呈式で坂東部長は「県の取り組みに賛同し、キャンペーン期間中の売り上げの一部を寄付します」と話し、舟木部長は「いただいた浄財は地域の課題解決のために有効活用します」と感謝した。
県は「県内の自然、環境、文化財の保全・活用事業」をテーマにNPOなどから事業提案を募集しており、寄付金は選定した団体への補助金に充てる。