西日本建設業保証奈良支店は18日までに、9月の奈良県公共工事動向(前払金保証実績)を発表した。前年同月比で件数、請負金額ともに減少した。

　件数は前年同月比8・2%減の202件。請負金額は同22・1%減の74億8100万円となった。

　発注者別は国8件、4億4300万円▽県111件、35億7900万円▽市町村72件、28億300万円―など。

　工種別は土木104件、42億1700万円▽建築11件、10億8500万円▽測量・調査・設計62件、11億6400万円―などとなっている。

　地区別は奈良52件、14億4500万円▽大和郡山30件、9億6100万円▽大和高田27件、16億円▽桜井29件、12億5100万円▽宇陀17件、4億7300万円▽吉野28件、8億1200万円▽五條19件、 9億3600万円だった。

　9月分の大型工事は次の通り(かっこ内は発注者と対象額)。

　広瀬川護岸工事=防災・安全社会資本整備交付金事業=(県、1億8300万円)。