政治
奈良県広域水道 山下知事が「協定の大枠維持」と表明 2025年4月統合目指す

算定期間3年に短縮提示
第2回奈良県広域水道企業団設立準備協議会(会長・山下真知事)が5日、奈良市法華寺町の奈良ロイヤルホテルで開かれ、山下知事が事業統合など従来の枠組みに沿った検討を進める方針を表明。その上で水道料金の算定期間を5年から3年に短縮する案など新たな論点を提示した。前回協議会では水道料金の試算について知事が見直しを発言、構成市町村長から困惑の声が挙がったが、今回改めて基本協定の大枠維持が示されたことで、2025年4月の統合へ前向きの議論が進むことになりそうだ。