社会
奈良の鹿愛護会、保護鹿を虐待疑い 獣医師が通報書提出で市が立ち入り調査へ
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「奈良の鹿愛護会」が運営する保護施設「鹿苑(ろくえん)」(奈良市春日野町)で収容された鹿に十分な餌を与えないなどの虐待の疑いがあるとして、同会の獣医師が奈良市に通報書を提出していたことが2日、分かった。市はきょう3日、鹿苑の立ち入り調査を行う。また、奈良県にも通報があり、調査チームを立ち上げて事実関係を確認している。同会は「適正にエサを与えている。虐待はない」と否定している。
「奈良の鹿愛護会」が運営する保護施設「鹿苑(ろくえん)」(奈良市春日野町)で収容された鹿に十分な餌を与えないなどの虐待の疑いがあるとして、同会の獣医師が奈良市に通報書を提出していたことが2日、分かった。市はきょう3日、鹿苑の立ち入り調査を行う。また、奈良県にも通報があり、調査チームを立ち上げて事実関係を確認している。同会は「適正にエサを与えている。虐待はない」と否定している。