政治
橿原市分庁舎「ミグランス」市が調査委発足へ - 市長「刑事告発も視野」 併設ホテルとの契約内容、経緯に疑義
奈良県橿原市の亀田忠彦市長は31日、5年前の前市長時代に完成した市分庁舎「ミグランス」に併設されたホテルとの契約内容や経緯に疑義があるとして、松南宏次副市長を委員長とする調査委員会を発足させることを明らかにした。弁護士や利害関係のない第三者も委員に加え、刑法247条の「第三者(ホテル側)の利益を図り、本人(橿原市)に損害を与える目的」とする背任罪に該当しないか調査を進め、「刑事告発することも視野に入れている」としている。