経済

橿原で中信ビジネススクール 次世代の経営戦略学ぶ

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中信ビジネススクールで講義を行う坂口氏=13日、橿原市久米町のTHE KASHIHARA

 奈良中央信用金庫(奈良県田原本町、高田知彦理事長)の取引先企業約350社で組織する「ちゅうしんビジネスクラブ」は13日、橿原市久米町のホテル、THE KASHIHARAで「第8期ちゅうしんビジネススクール」を開講した。会員企業の若手経営者や後継者、同金庫職員ら約40人が参加し、次世代経営者の取り組むべき課題や経営戦略について学んだ。

 

 同金庫の谷野守弘専務理事は「過去7回の開催で計190人が受講した。多忙な日々の中、スクールでは立ち止まって振り返っていただきたい」とあいさつ。「世界で100年続く企業は7万4千社、そのうちの半数が日本にあるといわれる。継続を成功させる鉄則を学び、自社の経営に生かしてほしい」と話した。

 

 初回のテーマは「次世代経営者が今取り組むべきこと―企業経営 生き残りの鉄則」で、中小企業支援などのインクグロウ(東京都)のコンサルタント、坂口晋弘氏が経営戦略などについて講義。実在の100年企業を例に挙げ、成功要因や自分の会社に取り入れられそうなことについて、グループごとに議論した。各グループで意見をまとめて発表するなど、参加者が協力し合って問題解決に取り組む方式で講義を進めた。

 

 講義修了後の懇親会では一人ずつ自己紹介と受講に当たっての決意表明を行った。

 

 同スクールは経営者として必要な知識や見識を体系的に学習し、参加者や企業間の交流を図る場として2014年から実施。今回は「次世代経営者が挑戦するべきものとは何か」をテーマに11月まで計5回の講義が予定されている。

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