大和郡山市観光協総会で事業計画など承認 市の魅力、より発信を
関連ワード:
奈良県の大和郡山市観光協会(猪岡寛行会長)の2023年度定時総会が9日、同市北郡山町の市民交流館「きんぎょの駅」で行われ、来賓ほか関係者34人が出席した。
23年度の事業計画、収支予算や22年度の事業報告、収支決算などを議案として、議長の猪岡会長を中心に意見交換。議案をすべて承認した。
23年度事業計画では、協会職員が国内旅行業務取扱管理者の資格を取得したことに伴い、近隣市町村とも連携して歴史的名所や史跡などを巡る体験型ツアーを実施する計画を発表。詳細が決まり次第、広報紙やホームページで参加者を募る予定。
4年ぶりに通常開催した「お城まつり」の実施報告や、今後予定する恒例の秋の金魚まつり事業、市のPR活動を行う42代目の女王卑弥呼の募集概要なども発表された。
上田清市長は「新庁舎の完成、郡山城跡の史跡指定など市の魅力を発信するため、さまざまな取り組みを進めている。次世代を担う若い世代へ向けても積極的にアピールしていきたい」と語った。