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【動画あり】4年ぶり「シャカシャカ祭り」 - 橿原・上品寺町の伝統行事

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4年ぶりの行事で、うれしそうに蛇を担いで練り歩く子どもたち=5日、橿原市上品寺町

 奈良県橿原市上品寺町の伝統行事「シャカシャカ祭り」が5日、新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶりにあり、子どもたちがわらで作った蛇(じゃ)を担いで元気よく練り歩いた。

 

 奈良盆地に残る稲作農耕の守護神・野神を祭る「野神行事」の一つで、子どもの健やかな成長と豊作を願う。村に住み着いた大蛇を酒で眠らせて退治し、その霊を供養したのが始まりとも伝わる。

 

 蛇の長さは約6メートルで、小学6年生までの男子16人が担ぎ上げて町内を巡った。最後に町の南側のエノキの木に蛇を巻き付けて、ちまきを供えた。

 

 世話役の「頭屋」は長男の生まれた家が務めるのがならわし。例年は親に抱かれた0〜1歳児が主役となるが、コロナ禍で過去3年は中止となったため、今年は村井啓史さん(37)の長男で4歳児の一月君が祭りの「顔」に。赤い法被を着用して行列の先頭で蛇を担ぐ珍しい光景となった。

 

 一月君は「楽しみにしていました」とうれしそうに話した。

 

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