テクノパーク・なら通常総会 秋に初の合同企業説明会

奈良県五條市のテクノパーク・なら工業団地の立地企業(全29社)でつくる団地運営協議会(会長=田中妙子・柿の葉すし本舗たなか社長)は22日、同市住川町のテクノパーク・ならコミュニティーセンターで第33回通常総会を開いた。初の合同企業説明会の開催などを盛り込んだ本年度事業計画などを承認した。
田中会長は「コロナやウクライナ情勢で社会の変化はめまぐるしく、各企業が新しい道を模索している。協議会としても企業に役立つ取り組みに挑戦していきたい」とあいさつ。人材確保などは共通の課題で、合同企業説明会は10月ごろを予定している。
来賓は平岡清司五條市長や県産業・観光・雇用振興部の今仲進次長ら8人。平岡市長は「外国人労働者を含む従業員の生活の充実に向け、市として前向きに取り組む」と話した。団地内就労者は前年度比28人増の1892人。