収蔵庫改修など提言 - 法隆寺金堂壁画保存活用委員会
1949(昭和24)年の火災で焼損した法隆寺金堂壁画(国重要文化財)の保存活用について検討する法隆寺金堂壁画保存活用委員会(委員長・有賀祥隆東京芸術大学客員教授)は16日、将来的な壁画の一般公開などに向けた提言を同寺に提出した。
提言では壁画の保護を第一に、竣工(しゅんこう)後70年以上が経過した収蔵庫の老朽化箇所を改修し、空調管理ができる「風除室」を設置するなどの基本方針を示した。境内全体の整備計画を見通した改修計画の策定を求めている。壁画の価値評価や材料の分析など、長期的な保存と活用に向けた調査研究は引き続き行うとした。
委員会は3月の会議で提言案をまとめ、委員の意見を反映させて提言を提出した。同寺は「提言に沿ってどのように進めていくか、計画を検討したい」としている。