奈良マラソン2023、フルはコロナ禍前の1万2000人 3キロを「ミニ」に変更
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奈良マラソン2023(同実行委員会主催、奈良県・奈良市・天理市・奈良新聞社共催、奈良陸上競技協会主管)の開催に向けて、同実行委員会の本年度第1回総会が11日、奈良市法華寺町の奈良ロイヤルホテルで開かれた。
新たに同実行委員会の会長に就任した山下真知事は「奈良マラソンは県を代表するイベントとして定着したと思っている。ランナーに愛される奈良マラソンとして、ますます魅力を向上していければ」とあいさつ。
また自身もマラソンを趣味としており、過去に10キロの部に1回、フルに4回出場し、昨年は4時間17分で完走し自己ベストを更新したことを話した。
事業計画としては、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が「5類」に変更されたことを受け、今大会はコロナ禍前の2019年と同様フルマラソンの定員を1万2000人に戻すほか、10キロの部を全国や海外の人にもコースの特長が分かりやすいよう「世界遺産10K(テンケー)via奈良公園」(約10キロ)に、ファンラン(3キロジョギング)の部を、アップダウンが特徴の奈良マラソンの魅力をミニサイズに凝縮した「ミニ奈良マラソン」(約1.8キロを2周)に変更することなどが発表された。
ランナー募集の開始日などについては今後、同実行委員会のホームページ(https://www.nara-marathon.jp/about.html)などで告知される予定。