政治
和解案を奈良市会委可決 - 奈良市新斎苑用地取得訴訟
奈良市の新しい火葬場「市斎苑『旅立ちの杜(もり)』」(同市横井町、昨年4月開業)の用地買収を巡る市の損害賠償請求訴訟の和解案の可否について審議する市議会5月臨時会の議案審査特別委員会(森田一成委員長、12人)が9日、開かれ、「公明党」や無所属ら賛成5、「共産党」や「日本維新の会」など反対4、棄権2で和解案を可決した。住民訴訟団が提出した「和解案の否決を求める請願」については、賛成少数で不採択。「明日の奈良を創る会」は会派で意見がまとまらず、退席した。自民党・結の会は今回も採決で分裂した。きょう10日に再開される本会議でも議案可決される可能性が高い。