副市長に松南氏 - 橿原市会
奈良県橿原市議会の3月定例会は28日再開し、新年度一般会計当初予算案など29件を可決、同意して閉会した。
空席となっていた副市長に現・県医療政策局新型コロナワクチン接種推進室長の松南宏次氏(50)を選任する人事案に同意した。
松南氏は愛媛大学卒業。1997年4月に県に採用され、市町村振興課や疾病対策課の課長補佐などを経て、2022年4月から現職。任期は4月1日から4年。
議会後、亀田忠彦市長は市長就任から3年5カ月が経過した時期での副市長選任について、「市の将来を左右する事業を推進していくため、いい人物に巡りあえたことが大きな原因」と説明。松南氏に対しては「行政経験が豊富で県とのつながりに尽力していただきたい」と、役割への期待を述べた。