社会
「左折可」廃止します 3月17日から奈良県の県庁東交差点など
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奈良市登大路町の県庁東交差点東西北進3方向に設置された「左折可」が17日午前11時から、「左折矢印信号」に切り替わる。
1959(昭和34)年7月に渋滞解消のため設置された県内最古の左折可。ただ、県外のドライバーらが気づかずに停止し、後続車からクラクションを鳴らされることも多く、「左折可の看板に気づかない」「どの方向の車が優先か分からない」などの声が奈良県警に寄せられることも少なくないという。
県警は2021年7月から県内の交差点を一斉調査し、県庁東、平城ニュータウン東、梅谷口南の三つの交差点の左折可を17日から廃止すると決めた。
県警交通規制課は「交通安全のため、(三つの交差点は)交錯交通の解消が必要と判断した」としている。