奈良県自動車販売店協会と日本自動車販売協会連合会奈良県支部(菊池攻会長・支部長)は9日、本年度の通常総会を奈良市三条本町のホテル日航奈良で開いた。会員ら約30人が出席。同協会と同支部の事業報告や新年度の事業計画案などを審議した。

　菊池会長・支部長は、ロシアのウクライナ侵攻やコロナ禍、カーボンニュートラルへの対応などに触れ、「半導体不足の影響などでお客さまに不便をかけている。われわれは各メーカーの垣根を越えて情報交換を行い、CO2削減などにも取り組んで、車社会がより豊かなものになるよう努力したい」とあいさつ。

　議事では、2022年度の事業報告、決算報告をそれぞれ承認。続いて奈良モーターフェア開催や交通安全対策への取り組み、カーボンニュートラルや自動車検査証電子化への対応などを盛り込んだ23年度事業計画案、予算案を全会一致で可決、承認した。

　新車登録時期の平準化を図る22年度新車登録月末集中緩和努力者は、9社が基準を達成し、会長表彰を受けた。

　被表彰者は次の通り。

　いすゞ自動車近畿奈良支店▽奈良トヨタ▽トヨタユナイテッド奈良▽奈良日野自動車▽奈良マツダ▽奈良ダイハツ▽奈良スバル自動車▽ホンダ四輪販売関西▽ホンダネット京奈。