下市・蛭子神社で3年ぶり初市

奈良県下市町下市で12日、地元の蛭子(ひるこ)神社の祭礼に合わせた初市が3年ぶりに開催された。車両通行止めになった国道309号には飲食物やゲームなど約80の出店が並び、親子連れなど多くの来場者でにぎわった。
ステージでは、同町の杉本龍昭町長が「3年ぶりに開催できてうれしい。いろいろな催しを楽しんで、ご利益を持って帰ってください」とあいさつ。県内外の3チームによるよさこい踊りのほか、町観光大使で歌手のむんむさんや県警音楽隊のコンサート、ゆるキャラショーなども行われた。
また会場各所で木工品など地場産品の展示販売やチャリティーバザー、福引抽選や小物入れを作るワークショップなどもあった。通りには新しい福ザサを手にした参拝者の姿も見られた。