奈良・田原本町へ奈良トヨタ、電動車椅子を寄贈
奈良トヨタグループ(奈良県田原本町、菊池攻社長)は7日、電動車椅子「WHILLModelF」(ウィルモデルエフ、WHILL社製)を同町へ寄贈した。同社の創立80周年記念事業の一環。
同社は町と2018年に包括連携協定を締結。毎年秋の「アウトドア防災フェスティバル」の共催など、さまざまな形で地域貢献事業を展開している。
寄贈した電動車椅子は軽量、折り畳み式で、持ち運びに便利。1回5時間の充電で最長20キロの走行が可能という。同町は青垣生涯学習センターで、図書館などの施設を利用する高齢者や障害者への支援のために活用する予定。
森章浩町長は「社会福祉分野をはじめ、各方面でご尽力を賜り感謝している。町としてもより一層の行政サービスに努めていきたい」と謝辞。菊池社長は「地域社会への貢献は当社の企業理念でもあり、今後も地域の皆さまとの関わりを大切にしていきたい」と話した。