奈良県内の高齢者虐待増加、136件 - 2021年度
奈良県は2021年度の県内高齢者虐待状況をまとめ、発表した。各市町村が受けた相談・通報件数は、養介護施設の従事者らによる高齢者虐待が29件(前年度18件)、家族ら養護者による虐待は287件(同248件)。このうち虐待と判断された件数は養介護施設従事者らよる虐待6件(同4件)、擁護者による虐待130件(同115件)だった。いずれも前年度より増加したが、県地域包括ケア推進室は「関心度の高まりが反映された面もある。引き続き防止啓発に取り組む」としている。
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