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障害の有無越え一体に - まほろばあいのわコンサート

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障害の有無を越え、音楽を会場一体で楽しんだコンサート=19日、大和高田市本郷町のさざんかホール

 障害のある人とない人が、ともに作り上げる音楽祭「まほろばあいのわコンサート」(奈良県みんなでたのしむ大芸術祭実行委員会・県主催)が19日、大和高田市本郷町のさざんかホールで開かれた。

 

 

楽器演奏や手話演劇

 

 2016年に始まり、今回で6回目(20年は中止)。同芸術祭の一環。目の不自由な人に音声ガイド機器を貸し出すなど新たな試みもあった。

 

 マリンバ奏者の松本真理子さんが音楽監督、指揮を務め、公募で障害者を中心としたチームを結成。メンバーは「歌えバンバン」「友達はいいもんだ」「スウェーデン狂詩曲」など13曲を披露した。ピアノやフルート、トランペットなどのプロ奏者がサポートした。

 

 第2部は県立ろう学校演劇部の卒業生らで構成される手話パフォーマンス劇団「空の旅団」による手話演劇や、大和郡山市出身のダンサーHIROさんと国際的にも評価の高い全盲のドラマー、酒井響希さんとのダンスステージなど多様な演目が披露され、出演者と会場が一体となって楽しんだ。

 

 最後はアンコールに応え「翼をください」を会場と共に歌い、フィナーレを迎えた。

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