奈良学園大学(奈良市中登美ケ丘3丁目)の新学長に、金山憲正氏(75)が就任した。任期は10月1日から4年間。

　2017年から務めた辻毅一郎・前学長(79)の体調不良による退任(9月30日付)に伴うもの。8月22日の理事会で承認された。

　金山学長は、大阪市教育委員会や同市立学校校長などを経て、14年に奈良学園大学に着任。17年から副学長を務め、教育・研究の質保証に取り組んだ。専門は教科教育法、ICT教育。

　学長就任にあたり、「時代の進展に対応し得る基礎知識と実践力をつける」という基本理念の下、専門性を生かし「人のために行動できる人」の育成を目標に掲げた。