キャンパスに希望の明かり 奈良佐保短期大学で竹あかりイベント

奈良市鹿野園町の奈良佐保短期大学で18日午後6時ごろから、竹で作った灯籠に明かりをともす「みんなの想火in奈良 竹あかりイベント」が行われた。
「全国一斉に明かりをともすことで世界に希望を届け、みんなでコロナ禍を乗り越えよう」と3年前に始まった催し。同短大の生活未来科ビジネスキャリアコースが中心となり、準備を進めてきた。
この日は台風接近で風が強まるなどしたため、竹あかりは校舎内で実施。廊下などに置かれた竹灯りの多くはLEDを使った照明となったが、近隣住民ら来場者は、ほのかな明かりが描く幽玄の世界を楽しみながら、コロナ禍の早期終息を願っていた。
竹あかりは、1年目の2020年は近くの護国神社の参道を使って実施。2年目は同短大のグラウンドで行われた。