長谷川さん、朝野さんら奈良県内5人入賞 - 角川全国俳句、短歌大賞
第16回角川全国俳句大賞と第13回角川全国短歌大賞(角川文化振興財団主催、奈良新聞社など後援)の入賞者が決まり、24日に発表した。
俳句は自由題部門に9080句、題詠部に3353句の応募があった。県内からは、題詠部門の選者特選に長谷川澄江さん(奈良市)の「日本の空だと思ふ木守柿」、都道府県賞(奈良新聞社賞)と選者秀逸に内田茂さん(河合町)の「青空の似合ふ半島桐の花」が選ばれるなど、2人3作品が入賞した。
短歌は自由題部門に4154首、題詠部門に1526首が応募。奈良県内からは題詠部門で都道府県賞(同)に選ばれた朝野陽々さん(奈良市)の「火のように生きたくないと父は言う油の切れたライター握り」など、3人3作品が入賞した。
そのほかの県内入賞者は次の通り。(敬称略)
【俳句・自由題部門】選者秀逸=内田茂(河合町)
【短歌・自由題部門】選者秀逸=塩出喜久恵(奈良市)▷選者佳作=浦萠春(桜井市)