社会
第一部(5) 若者の思い(2) - 光あれ 水平社宣言100年
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人権教育もっと必要
部落解放同盟県内支部青年部部長のYさん(34)は、高校2年から青年部に参加。そこで共感できる仲間を得て心を強くし、地域の勉強会「中学生友の会」など現在の活動につながった。
Yさん自身、面と向かって差別やいじめを受けたことはない。しかし、専門学校の同級生や職場の同僚が悪気なく「あそこは部落やから」と蔑(さげす)むのを目の当たりにし、心に小さな傷を負ってきた。青年部の研修で、インターネットの誹謗(ひぼう)中傷や役所への問い合わせなど、差別事例を見るのもつらい。