十津川・助人トンネルバイク2台転倒、1人死亡
天井から電源ケーブル垂れ下がる 接触の可能性
2日午後0時45分ごろ、十津川村川津の国道168号の助人(すけと)トンネル内で、大阪市鶴見区今津北4丁目の会社員、馬場勝也さん(53)と、平群町の会社員、男性(31)のオートバイ2台が相次いで転倒した。馬場さんは全身を強く打ち、外傷性ショックで間もなく死亡。男性は首などの打撲で軽傷を負った。
五條署の調べでは、トンネル内の道幅は約5・5メートル。現場付近に同トンネルの上部から、電線のケーブルが数本垂れ下がっていた。同署はケーブルにオートバイ2台が接触した可能性があるとみて事故原因を調べている。