奈良女子大学(奈良市北魚屋東町、今岡春樹学長)に本年度から工学部が新設され、最初の新入生48人を対象としたガイダンスが5日、奈良市登大路町の奈良公園バスターミナルレクチャーホールで開かれた。教員紹介や東大寺大仏殿・法華堂の見学などを実施。授業は11日からスタートする。

　今月就任した国立大学法人奈良国立大学機構の榊裕之理事長(77)は「学校は先生が教える場所ではない。学生と教員が対話し、新しいアイデアが生み出されていくのが大事」とあいさつ。同大のダンスサークルPABO(パボ)が韓国ガールズグループのカバーダンスを披露し、「入学おめでとうございます」と歓迎した。