政治
奈良市長「11月にも結論」 県域水道一体化参加
奈良市の仲川元庸市長は22日、県域水道一体化への参加の是非について、11月に予定される「第3回県広域水道企業団設立準備協議会」までに結論を出す考えを明らかにした。併せて新年度に学識経験者や市民代表、議員などで構成する「懇談会」を設置し、議論を深める考えも示した。同日開かれた市議会3月定例会予算決算委員会での総括質疑で、田畑日佐恵氏(公明党)、北村拓哉氏(共産党)らの質問に答えた。
市はこれまで県が示した財政シミュレーションの検証に加え、市独自でもシミュレーションを作成する考えを示しており、そのために新たな懇談会を設置。事務局は市企業局に置く。