社会
済生会奈良病院でクラスター、新型コロナ22人感染
奈良市保健衛生課は10日、済生会奈良病院(同市八条4丁目)で新型コロナウイルスの感染者22人が確認されたと発表した。感染状況から県内122例目のクラスターと認定した。
同課によると、陽性が分かったのは60~90歳代の入院患者13人と20~50歳代の職員9人(看護職員7人、看護補助職員1人、医療技術者1人)。1月30日に入院患者3人が発症、当該病棟の入院患者41人全員を検査したところ、4人の陽性が判明。さらに職員ら122人を含む検査を継続、新たに患者9人、職員9人の感染が確認された。
同病院は1月30日から同病棟の入院受け入れを中止している。