「漏水で劣化進行」 奈良の鶴舞橋を国が直轄診断
昭和35年の完成から62年が経つ奈良市の「鶴舞橋」(同市鶴舞東町、総延長97メートル)の長寿命化に向けた国土交通省近畿地方整備局の「道路メンテナンス集団」による直轄診断が終わり、9日、仲川元庸市長に「結果報告書」が手渡された。診断書は橋の現状を、「直ちに落橋等の致命的に至る可能性は低い」としつつも、漏水の処理が改善されなければ劣化が進行すると指摘。「排水、防水の改善」を求めるほか、長期的維持管理にあわせ耐震補強の検討の必要性についても触れている。
市役所で開かれた「報告会」には奈良国道事務所の種蔵史典所長らが出席。また、コロナ禍のため、国土技術政策総合研究所(つくば市)、土木研究所(同)、近畿地方整備局(大阪市)を加えた計4会場をリモートでつないで行われた。
この記事の残り文字数:646文字
この記事は社会ジャンルの有料記事です。
続きをご覧になりたい方は
ログインまたはご利用手続きをお願いします。
地元奈良を知るには
やっぱり奈良新聞デジタル!
奈良新聞デジタルの有料プランに入ると
- 月額550円から有料記事が読める
- 広告なしで快適に閲覧(一部バナーを除く)
- 国内・国際ニュースが読み放題
- 上位プランで紙面宅配や紙面ビューア利用可