ウナギ産地偽装で県も「うな源」調査
大和高田市高砂町の生鮮食品加工会社「うな源」が中国産ウナギを国産と偽装して販売したとして、近畿農政局が先月31日、食品表示法に基づく是正を指示した問題で、県内では波紋が広がっている。県も景品表示法違反(優良誤認)の疑いで同社を調査。また、他のウナギ料理店からは、「産地偽装を『やり得』で済ませてはいけない。厳罰に処してほしい」との声が上がる。
近畿農政局によると、うな源は令和2年4月~同年11月30日の間、かば焼きやうな重、うな丼、う巻など加工品48商品のウナギの原産地について、実際は中国産だったのに、国産と表示し約16万個の商品(約10万尾)を販売していたとされる。