曽爾村長選第一声 宇山充志候補(48)=無新= 農林業の振興に注力

宇山陣営は、今井の事務所前で第一声。支援者約40人(陣営発表)が見守る中、気勢を上げた。
宇山候補は「村の活気がなくなってきている。もっと曽爾を良くしたいと出馬を決意した」と理由を説明。施策に偏りがあるとして現村政を批判し、「民間でできることと行政にしかできないことを区別する。本来の役場機能や住民サービスの原点に立ち返る」と村政の転換を訴えた。
「特に福祉や教育環境の充実、農林業の振興に力を入れたい」と強調。村民の困りごとを手助けする村集落支援センター(仮称)の開設、運転免許を返納した高齢者らを対象とした乗合タクシーの試行運用、農業に対する村独自の交付金制度の新設、小中一貫校の利点を生かした教育の展開などの公約の実現に意欲を見せた。
「村民の意見を聞き、村民が主役の村づくりを進める」と決意を述べた。