曽爾村長選第一声 芝田秀数候補(74)=無現= 自然や地域資源活用

芝田陣営は、今井の事務所前で出発式。村議ら支援者約100人(陣営発表)が顔をそろえ、激励した。
萩原德一村議会議長は、地域おこし協力隊制度の活用や義務教育学校の開校などの取り組みを紹介し、「今後も村政の先頭で村づくりを進めてもらいたい」と支持を呼び掛けた。
芝田候補は、「農林業対策や観光振興などに取り組んできた」とアピール。農林業公社の設立や曽爾高原の再生プロジェクト、漆による村おこしを実績として挙げ、「ようやく芽が出てきた。立派な花に成長させたい」と力を込めた。
積み残された行政課題もあるとし、「総仕上げとして立候補させてもらった」と強調。新型コロナウイルスの影響による地方回帰の動きにも触れ、「将来を見据え、しっかりと計画を立てる。自然景観や地域資源を生かしながら村を守る」と決意を述べた。