廃棄のグローブ端材で小物 三宅町、県立大、JTが連携
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三宅町の地場産業である野球用グローブ・ミット製造の製造工程で出る革の端材の活用方法を大学生が提案し、あす18日、同町伴堂の町交流まちづくりセンター「ミーモ」で開かれる同施設のグランドオープンイベントで披露する。県立大学(奈良市)の学生がアイデアを出し、日本たばこ産業(JT)の技術面での支援で具現化した。
同大地域創造学部の神吉優美教授のゼミ生19人がSDGs(持続可能な開発目標)の観点から三宅町をフィールドに地域課題の解決に挑んだ。グローブなどの端材はこれまで大半が廃棄処分されていたという。