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橋村執事長に聞く!世界遺産東大寺の昔話と思い出の場所 - 第2回 鏡池のお話・南大門のお話

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鏡池のお話

橋村執事長

 

「鏡池の辺りの松や杉の大きな木では『丑(うし)の刻参り』が行われていたと言われていました。鏡池の中にある島の弁天さんは土用の神様と呼んでいました。夜は島の弁天さんへ渡る道は細くて怖い道でした。

 

その途中には牛がつながれていて、丑の刻参りの人はそうっと、どけて通っていたそうです。私のおじいさんは、丑の刻参りをしている人に出会ってしまって追いかけられたことがある!という恐ろしい話を聞いたことがあります」

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