一般的に「女子のスポーツ」と思われがちな「なぎなた」。ところが、奈良市法蓮町の奈良育英中・高校の「なぎなた部」で、中学・高校を含め男子部員が7人在籍し、女子(現在4人)よりも多いという逆転現象が起こっている。

　顧問の植原啓詞教諭(45)は、「男子の試合は以前からあったが、県内全体で1～3人の部員数だった」とし、同校に7人の男子部員が在籍するのは「始まって以来ではないか」という。「最近はなぎなたが映画やアニメの題材になることも増えている」と、さらに注目が高まることを期待する。