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藤田嗣治「おやすみ―雪の中の少女と猫」 1952年 (C) Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3751
三重県菰野(こもの)町のパラミタミュージアムが、2月1日~3月30日に開催する展覧会「岡田文化財団設立45周年記念 藤田嗣治 7つの情熱 LES 7 PASSIONS DE FOUJITA」(入館料一般1000円、大学生800円、高校生500円)の招待券を本紙読者5組10人に。
藤田嗣治(レオナール・フジタ、1886~1968年)は東京美術学校卒業後に渡仏し、パリ画壇で成功を収めた洋画家。太平洋戦争では日本で戦争記録画を描くが、戦後はフランスに帰化してカトリックの洗礼を受け、81歳で没した。
同展は藤田研究の第一人者、シルヴィー・ビュイッソン氏の監修のもと、フランス国内の個人蔵の藤田作品を展覧。「自己表現」「風景」「前衛」「東方と西方」「女性」「子ども」「天国と天使」の7つのテーマに沿って展示し、藤田の人物像を掘り下げる。また藤田と深く関わった同時代の日本人画家9人の作品も展示する。
問い合わせは同ミュージアム、電話059(391)1088。
※2025年1月28日付・奈良新聞に掲載