商工会などによる報道関係者向けの新商品…
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商工会などによる報道関係者向けの新商品・サービス合同発表会が県内外で盛んだ。各社順番の発表では、新たな事業への自信と気概が垣間見える。
発表会増加はいい商品、サービスを持ちながら、情報発信が思うようにいかない小規模事業者が少なくないとの背景がある。1月に初の発表会を開いた精華町商工会の関係者も、この課題を口にした。
一方で、発表会で感心させられる挑戦に出合うことは多い。同町での発表会も同様だった。
障害や病気を抱える未就学児への機能、基礎体力向上の支援プログラム、カラオケボックスでの音楽・軽度運動療法サービス、企業の失敗、お蔵入り企画を他企業で生かす取引市場など。それぞれに面白い。
新事業発表の場では、SNS(交流サイト)を駆使する人々との同席が珍しくなくなった。情報発信上達には媒体への知識を深め、使い分けの技量を磨く必要もある。
手前みそだが、昨年12月の奈良市での発表会の新規事業は、新年の企画紙面で紹介できた。地元紙としては挑戦の情報発信支援の一翼を担い、選ばれる存在であり続けたい。(智)