今年の全国高校野球は慶応の107年ぶり…
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今年の全国高校野球は慶応の107年ぶりの優勝で幕を閉じた。高校、大学の卒業生を含めた大応援が話題となったが、丸刈りではなく髪の毛を伸ばしたナインの姿も注目された。
かつて野球部といえば丸刈りが当たり前。30年くらい前だが、県大会で某校の選手らが髪を伸ばしているのを見た県高野連役員が「見苦しい。だから野球も弱い」と話していた。
今回の全国大会はベスト8に慶応を含め丸刈りでない高校が3校。時代の流れを感じるとともに、ヘアスタイルと野球の実力は別と考えるべきかも。
野球発祥の米国は自由の国だから当然、野球するのに髪型の規制はない。丸刈りは集団行動と規律を重んじる日本独自の伝統と習慣に違いない。
「球児は丸刈りでなきゃ」という人は少なくない。歌舞伎など日本の伝統芸能のように「守り続ける」のに美を見出しているのだろうか。
「丸刈りが嫌だから」と野球部に入らない運動エリートは筆者の時代から存在したし、今はもっと増えているだろう。野球界全体を考えたら、丸刈り強制はマイナスといえるのではないだろうか。(栄)