国原譜

主要閣僚は留任して重厚さを見せたが、待…

 主要閣僚は留任して重厚さを見せたが、待機組一掃といわれるように、初入閣が12人という顔ぶれで、第4次安倍改造内閣が発足した。

 それぞれの選挙区では知られているのだろうが、なじみのない顔ばかりだ。早くも国会答弁が不安視される大臣もいるし、過去の言動が気になる人もいる。

 なかでも1億総活躍、沖縄・北方対策担当相などは、行政改革、国家公務員制度、領土問題、消費者・食品安全、少子化対策、海洋対策が担当といい多岐にわたっている。

 他の大臣にも同じことがいえるが、しっかり勉強しないと答弁することもできまい。新米なので勉強中と、役人任せはないように願いたい。国民の暮らしは一刻の停滞も許されないからだ。

 それよりも、大臣になったことで浮かれてしまい、失言で就任早々に辞任することがないようにしてもらいたい。これまでに何度も目にしてきた。

 「末は博士か大臣か」と言われたものだが、たまたまノーベル医学生理学賞に選ばれた本庶佑博士が時の人になっただけに、「大臣病だったのか」と比較されないように。(治)

 

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