国原譜

最大震度7を観測した北海道の地震は、死…

 最大震度7を観測した北海道の地震は、死者41人となり、安否不明者はいなくなったとして10日、捜索が終了した。被害の大きかった厚真町などでは断水が続き、避難生活の長期化も懸念される。

 昨日の朝は、関西でも夏の終わりを感じさせるような、寒ささえ感じる気温だった。被災地は北の大地、冷え込みは日ごとに厳しくなっていくだけに、暖房や防寒具などの手配が急がれる。

 道民は電気だけでなく、灯油ストーブ、ガスによる暖房など多彩な暖房装置を用いて冬に備えるという。電気だけだと、万一停電した場合は命に直結するからだ。

 先日の台風21号の強風・高潮による関西空港の被害を見る時、橋をもう一つ架けていたら、とは誰しもが思ったことだろう。万一に備えたバックアップ、リスク回避対策の重要性を教えられた。

 一元化、一極集中は、全てが順調にいっていれば便利で、経費なども抑えられるのかもしれないが、想定外の事態になると途端にもろくなる。

 豪雨、台風、地震と列島各地で想定を超えた事態が発生したこの夏。自然の力など学ぶべきことが多かった。(恵)

 

 

 

特集記事

人気記事

  • ならリビング.com
  • GOOD INNOVATION LAB コピーライター講座
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 47CLUB
  • 特選ホームページガイド