国原譜
数多くの社寺で、西方の音が鳴り響いてい…
数多くの社寺で、西方の音が鳴り響いているのを聴いたら、古(いにしえ)の奈良人は何を思うだろうか。ムジークフェストなら2018のガイドブックを眺め、そんな想像をしてみた。
同祭は5月7日からスタートし、28日間にわたって、ホールのほかに春日大社幣殿、東大寺本坊、薬師寺食堂(じきどう)といった世界遺産の社寺なども会場となる。
近年、日本各地では数多くの音楽祭が開かれているが、これほど社寺を会場とする催しが多いのは、類を見ないのではないだろうか。奈良らしさがあふれている。
ただ音楽を聴くだけなら、スマートフォンなどでも気軽に楽しめる。古雅な雰囲気の社寺で生演奏を聴くのは、他では得がたい貴重な体験となるだろう。
今年はフランス出身のルネ・マルタン氏が監修。「永遠の道」をテーマとして、シルクロード諸国の音楽、中世ルネサンス音楽、日本の伝統楽器など幅広い種類のコンサートがある。
西洋と東洋の時空を超えた出会い。調和し融合するのか、はたまた激しい化学反応を起し、斬新な世界が展開されるのだろうか。(栄)
同祭は5月7日からスタートし、28日間にわたって、ホールのほかに春日大社幣殿、東大寺本坊、薬師寺食堂(じきどう)といった世界遺産の社寺なども会場となる。
近年、日本各地では数多くの音楽祭が開かれているが、これほど社寺を会場とする催しが多いのは、類を見ないのではないだろうか。奈良らしさがあふれている。
ただ音楽を聴くだけなら、スマートフォンなどでも気軽に楽しめる。古雅な雰囲気の社寺で生演奏を聴くのは、他では得がたい貴重な体験となるだろう。
今年はフランス出身のルネ・マルタン氏が監修。「永遠の道」をテーマとして、シルクロード諸国の音楽、中世ルネサンス音楽、日本の伝統楽器など幅広い種類のコンサートがある。
西洋と東洋の時空を超えた出会い。調和し融合するのか、はたまた激しい化学反応を起し、斬新な世界が展開されるのだろうか。(栄)