政治
奈良市の新クリーンセンター 七条地区の反対住民ら公害調停申請へ準備を確認 「公有地から選定を」

リスト入りに危機感
奈良市の仲川元庸市長が、市の新しいごみ処理施設(クリーンセンター)の建設候補地を再選定するよう諮問した「市クリーンセンター建設計画策定委員会」(委員長・中川幾郎帝塚山大学名誉教授)が、06年に市内25カ所をリストアップした「1次選定」をベースに再選考を行う方針を示したことを受け、リストに含まれている「七条地区」の反対住民らが9日、集会を開催。県公害審査会への公害調停申請に向けた準備を進めることを確認した。有識者や市議を招いたシンポジウムの開催も検討する。