山陵クイーンズ優勝 大形春馬が最優秀選手賞 - 第22回ダイドードリンコ杯少年野球大会
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第22回ダイドードリンコ杯少年野球大会(同ダイドードリンコ杯少年野球大会実行委員会主催、奈良新聞社など後援)第6日最終日は3日、さとやくスタジアムで順位決定戦が行われ、決勝は山陵クイーンズが3―0の四回時間切れで三郷北イーグルスを下して優勝した。
決勝の山陵は初回、井木が右前打と右翼手のエラーで二塁へ進み、さらに暴投の間に三進。次打者がスクイズバントに失敗したがランナーは残り1死三塁から、大形がスクイズバントを決めて先制し、攻撃のリズムを作った。三回には巽が外野フライエラーで三進、1死後死球で井木が出塁し、盗塁を決めて1死二、三塁から、暴投の間に2者が一気に生還し、3―0とした。この3点を大形の緩急自在の投球で三回まで相手打線を零封。四回に交代した井木投手が3四球を出しながらも抑えた。
三郷北は再三の好機に打線がつながらなかった。
3位決定戦は朝和イーグルスが5―4で耳成南ウインズを下した。朝和は初回に1点先制し、三回には連続ソロランニングホームランで2点、四回にも四死球とタイムリーで2点を追加し逃げ切った。
耳成南は三回に長短5安打で3点を加えていったんは逆転に成功したが、再逆転され万事休した。
5・6位決定戦は郡山フレッシュが4―3でリトルジャイアンツを下し、7・8位決定戦は西大寺ドリームズが3―2で葛上Jr・スターズを退けた。
最優秀選手賞は大形春馬(山陵クイーンズ)が獲得し、優秀選手賞は山田陸斗(三郷北イーグルス)、西丸鈴蘭(朝和イーグルス)、松井雄大(耳成南ウインズ)、玉浦魅音(郡山フレッシュ)、木村蒼紫(リトルジャイアンツ)、下嶋球眞(西大寺ドリームズ)、宮崎翔大(葛上Jr・スターズ)がそれぞれ獲得した。
▽7・8位決定戦
葛上Jr・スターズ 2ー3 西大寺ドリームズ
▽5・6位決定戦
郡山フレッシュ 4ー3 リトルジャイアンツ
▽3・4位決定戦
朝和イーグルス 5ー4 耳成南ウインズ
(時間切れ)
【朝】西丸、谷―谷、吉田結陽
【耳】松井、尾崎―北川
▽本塁打=西丸(朝)廣瀬(耳)
▽三塁打=吉田結陽(朝)尾崎(耳)
▽決勝
山陵クイーンズ 3ー0 三郷北イーグルス
(時間切れ)
【山】大形、井木―反田
【三】山田、東―渡邉
2024年11月9日付・奈良新聞に掲載