充実のICT環境 表現探求コースも設置 奈良県立香芝高校(香芝市) - 高校体験入学 オープンスクール情報(10月12日開催)

奈良県立香芝高校(香芝市)
学校全体で「CQ(探究活動)」に挑戦 奈良をテーマにフィールドワーク
1980(昭和55)年開校の全日制普通科高校。「和敬・創造・錬磨」を校訓とする。1年次から進路実現をサポートする体制が整えられており、コーナス講座(進学補習講座)や英検対策指導などを実施。基礎力から応用力まで養成する。AL教室・LC教室の設置や校内全域Wi-Fi化、電子黒板設置、プロジェクター設置などICT教育環境も充実しており、学習に集中できる。進路説明会・進路講演会や進路分野別説明会、進路模擬講義など、自らの将来を考える機会も多く、進路を具体化できる。
2020(令和2)年、普通科内に表現探究コースを設けた。以来、1学年普通科8クラスのうち、1クラスを表現探究コースとする。
「表現探究コース」
言葉による表現を基本として、これからの社会や大学入試に必要とされる言語能力や情報活用能力、コミュニケーション能力を身に付けた、創造性豊かな人材の育成を目標とする。独自科目の「表現探究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」を取り入れた文型のカリキュラムが用意されている。「表現探究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」では、NIE(新聞を活用した学び)や新聞記者へのインタビュー、ラジオ番組制作、英語によるプレゼンテーション、SDGsの探究活動などに取り組む。プレゼンテーションや面接、ディスカッション、小論文などの選抜試験に対応できるようになる。
「表現探究コース」以外の生徒たちは2年次から「文型」・「理型」に分かれ、興味・関心に応じて進路実現を目指した学習に取り組む。
「文型」
さまざまな進路に合わせて科目選択が可能であり、5教科をバランスよく学習する。
「理型」
理数系科目を重点的に学び、理工系、看護・医療系の進学にも対応する。
学校全体での総合的な学習の時間にも力を入れており、「総合的な探究の時間」を「CQ」と呼んでいる。C はCareer(キャリア)のC、Q はQuest(クエスト)のQで、「進路実現のための探究活動」という位置付けでCQ(キャリア・クエスト)と名付け、生徒が主体となり探究学習を行う。
2013年度より導入された「奈良TIME」を「やまと」と称し、奈良県の歴史・文化や伝統について調査、発表を続けている。グループごとにテーマを設定し、テーマに沿った施設や会社、事業所等へアポイントを取って、県内各所へ調査、見学などフィールドワークを行う。フィールドワークをもとに発表資料や原稿を作成し、クラス内で発表を行って代表グループを決定し、各クラスの代表グループが学年の生徒全員の前でプレゼンテーションを行い、探究した内容を全員で共有している。
勉学に励むだけでなく、部活動にも熱心に取り組んでいる。3度の全国大会出場経験のあるサッカー部を筆頭に、全国大会や近畿大会に出場している運動部が多い。また、文化部では吹奏楽部やバトントワリング部、家庭クラブやコーラス部、さらに書道部や情報メディア部、美術部なども全国・近畿で活躍している。
今年度のオープンスクールは10月12日(申し込み期間は8月26日~9月13日)を予定している。
[奈良県立香芝高校]
香芝市真美ヶ丘5丁目1-53
TEL 0745-76-6772
JR和歌山線 香芝駅から徒歩約20分
近鉄大阪線 五位堂駅から徒歩約15分
奈良交通バス「香芝高校」下車、徒歩約2分
https://www.e-net.nara.jp/hs/kashiba/